R.I.P

以前投稿したこの記事

それから約1ヶ月経ちました。
その様子がこちら。













今年は諦めていた花が咲いた(´;ω;`)
(数日前の大嵐で、鉢が倒れてしまい、復旧途中。)













小林麻央さんが、母と同じ病気で亡くなりました。
母が乳ガンだと知るまでは、失礼ですが麻央さんのことはあまり気にも留めていませんでした。

母も病気を私たち娘に隠すほどに、わたしたちの日々を楽しむ姿を見て居たかったと聞いています。
それを知ってからは、麻央さんのブログ更新や、観劇や、子供達の成長を見るという楽しみに批判の声を見るととても辛かった。
今日は体調がとても良かったけど、次の日はしんどいなんていう日はよくあることで、昨日までショッピングしてたくせにとか、昨日は立ち上がれないと言ってたくせにみたいなコメントは本当に他人事ながらに胸が痛みました。
元気な日は楽しく元気に過ごしていいし、心と体の結びつきは深く、麻央さんがブログで元気に過ごされている様子を見ると、今日は体調が良くてよかったなとなんとなく思うことも。

麻央さんの生き様や、海老蔵さんの会見を見て、たくさんの感情が湧いてきましたが、
最期まで家族にたくさんのことを伝え、愛してきた人なんだなと。
わたしの母は、まだ元気になる気満々だったので、大好物の春巻きの作り方も、妹の大好物のいなり寿司の作り方も、わたしたちへの想いも何も告げずに亡くなりました。
ただ、思い起こせば、意識が朦朧としているときの最期の言葉は、「さえちゃん」に聞こえました。
わたしたちもまさかそれから亡くなるなんて思っていないから、割と聞き流しちゃったじゃないの。

また海老蔵さんも三日三晩泣いても足りないくらいに悲しみで心がズタズタなはずなのに、お仕事を休まれることもなく、また会見にも望まれていて尊敬するとともに、月並みの感想ではあるけれども芸能人って大変だなと思いました。
努めて普通に過ごし、早速ママの役までこなそうとされていることに、まだ頑張らないでと思うとともに、何かしてる方が気が紛れるもんねという気持ちも。

とはいえ、わたしは麻央さんが全快してもきっと心から喜べなかっただろうなという気持ちもあります。
同じ病、うちも決してお金に困っていたわけでもない、麻央さんよりだいぶ年上とはいえまだ若いと言える年齢、
それで麻央さんが助かり、母が亡くなったというのならやはり、芸能人だからなのねという気持ちもきっとあったでしょう。
進んでしまった病を前にしたら、人は平等なんだなと少しだけ安堵した気持ちにもなりました。
書くか迷ったけれども、わたしもそんなに性格のいい人間ではないし、素直な気持ちとしてはこんなところです。

ふたりとも、どうか天国から家族を見守っていてね。